岩村城跡はまるでマチュピチュ?石垣を眺めつつ散策をした感想

岐阜県恵那市にある岩村城・岩村城跡に行ってきました。日本三大山城の一つでもあり、東洋のマチュピチュとの呼び声高い岩村城跡。

 

なめてかかると散策はかなりキツイとの口コミ。実際に行ってきた感想も踏まえて、歩くのにかかった所要時間や見所など感想を交えてブログで紹介します。

 

興味のある方は是非チェックしてみてください。

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岩村城・岩村城跡の基本情報

岩村城は、城が取り壊されており、現在は「城跡をしめす石垣」のみ。天守閣や本丸御殿は復元されていません。

 

それでも

  • ・(財)日本城郭協会が認定する「日本百名城」
  • ・トリップアドバイザーの高評価
  • ・旅好きが選ぶ!日本の城ランキング2018

などにランクインしており、歴史的に観ても価値は高いはもちろんの事、旅行者にも評判が高く、かなり見応えがあるとの口コミでした。

 

一番の見所は「東洋のマチュピチュ」との呼び声高い、六段壁。ポスターやテレビ番組でも取り上げられることも多いスポットです。

 

ただ、岩村城跡は「山城」なので、六段壁や本丸跡地を観るためには、山の上に上らなくては行けません。これが舐めてかかるとかなりキツイと評判です。。

 

実際に上ってみたのですが、確かに へばった(´ε`;)ウーン… 岐阜城のある金華山の初心者コースよりは断然楽でしたので、金華山に登山いかれて楽勝だった方は安心してくださいね(笑)

 

岩村城の散策

私達は岩村城を散策する際に、車で「岩村歴史資料館」をナビで設定しました。ここからなら岩村場の登山入り口が近いのでおすすめ。裏手にトイレがあるので、済ませておくと安心です。

 

★岩村歴史資料館への行き方はこちらをどうそ^^

『岩村城へのアクセス 車での行き方は?駐車場の混雑してる?』

 

岩村城の資料館で準備

 

恥ずかしながら、あまり岩村城の知識がないので、資料館で知識をつけました。

 

岩村城の歴史と、岩村の歴史がざっと学べます。織田信長のおば、おつやの方が岩村城の女城主になった経緯や、岩村城と武田信玄・織田信長との関係など。あとは、縄張り図や曲輪などの地図も展示がありました。

 

ここを観ておくと、歴史に詳しくなくても「私のようににわか知識」は一応つきます^^

 

 

【岩村歴史資料館】

  • 入場料:300円
  • 営業時間:4月から11月 午前9時から午後5時/12月から3月 午前9時半から午後4時

 

歴史資料館では城のスタンプが押せますよ。休館日の場合の案内も張り紙でありました。私達が言ったときには岩村コミュニティセンターが代わりの役割をしてくれるとありました。コミュニティセンターの場所はこちら⇒『岩村城下町の無料駐車場 混雑してる?散策や観光に便利なのは?

 

岩村城を散策するときの服装

岩村城の標高はおおよそ700メートル。岩村城下町にいたときと、あまり差を感じませんでしたよ。

 

ただし、

  • ・登りは暑く感じる
  • ・下りは冷える
  • ・朝早くと夕方冷えるのが早い

かな、と。1枚羽織るものを持って行くと安心です。足下は、スニーカーで、動きやすい服装で行けばOKです。体力ない方はできるだけ軽装で。あと、自販機や売店などは全くないので、事前に「水」や「お茶」は準備していった方がいいですよ。

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岩村城に向かって歩く!

岩村歴史資料館から徒歩数分で登山口につきます。搭乗口付近の「岩村山荘」で岩村城の御城印(御朱印)@300円が手に入ります。城下町に行かない方は要チェック。

 

 

 

↓結構、ゆるーくアスファルトの上り坂が続きます。

 

 

↓途中、岩村を地元にする下田歌子さん(実践女子学園の基礎を築いた方)の名所などがありまして、さらっと見学していきます。

 

伊賀上野城の天井に下田さんの歌が書かれてます。高浜虚子・横山大観とならんでます。びっくり!

 

 

↓ずんずん上っていくと、石畳が本格的に。こちらは標高600メートルの表示です。

 

 

↓見所ポイントです。立て看板があり、見落とさないように庵七位があります。QRコードにアクセスすると音声ガイドが流れ、由来などの解説が聞けます。

 

看板の中の道、くいっと曲がっているますよね?これで敵の侵入を阻む役目になっていたそうですよ。なるほどー。

 

 

↓一の門です。二層の櫓があり、大手一の門と呼ばれていた跡地です。内側に板書が置かれていた、と看板に書かれています。

 

 

↓今は東屋があり、休憩所^^ ここまで、登るとかなり疲れてます。

 

 

↓門を通り過ぎると石垣がかなり本格的になってきます。

 

 

↓ほぼ石段で上り坂。整然としていて美しいです。

 

 

↓こちら伝説がある井戸です。「霧ヶ井」と呼ばれており、骨の蛇を井戸にいれると霧が立ちこめて、城全体が霧につつまれるそうな。

岩村城は立地的に霧が発生しやすいようでで・・・井戸のおかげかどうかはともかく、難攻不落といわれた理由の1つでもあるようです。

 

 

↓ようやく「六段壁」に到着!皆さん、ものすごい写真とってました^^

 

 

↓こちら階段もあり、上にも上れます。

 

 

↓上に登ると「本丸跡地」。どうやら案内をみてみると、櫓があるだけで御殿もともとなかったのか?と思われます。

 

 

 

↓こちら本丸跡地からの展望です。山深いので、絶景という訳ではないです。

 

 

観光が済んだので下山。同じルートで帰るのですが、何故か登りよりも肌寒く感じました。

 

私達が行ったのは4月の末日だったのですが、少しだけ桜が残っていました。岐阜でも岩村エリアは、桜が咲くのが比較的遅いそうで、ひょっとしてもう1週間、2週間くらい観光が早かったら桜が見れたかもしれません。

 

↓種類によっては、途中にまだ咲いている桜も!

 

★アクセス方法などの情報をまとめた記事です^^

⇒【まとめ】岩村城・岩村城下町に行くなら!事前リサーチはこちらから

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

散策自体の所要時間は片道30分程度。六段壁のあたりの見学時間はおおよそ20分程度でした。ですので、全体で、1時間半から2時間程度を考えておけば十分かと思います。

 

あと、岩村城跡は入場料など、必要なく24時間(おそらく)誰でも登れると思います。ただ、写真の通り外灯などないので、あまり暗い時間だと危ないかと。

 

できれば、午前中の早い時間から午後暗くなる前くらいまでには、下山するのが安心ですね^^

 

参考になれば幸いです。※2019年4月現在

★岩下城跡はツアーもあります★

出発日や出発地が希望とあえばとっても便利です。岐阜城・明智城など周辺の城巡りが一気にできるツアーや御城印巡りツアーもありますよ。お得な案件が多いので、興味がある方は是非チェックしてみてくださいね♪